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LOAD TO LAST MILE

辺境での仕事づくりを目指すラストマイルワークス株式会社の代表小林のブログ。カンボジア歴4.5年。

ネパールの山奥でネットが使えるというので行ってきた。#1

ネパール マハビルプン ワイヤレスネットワーク

f:id:yu5884:20160814174540j:plain これからしばらくネパール視察の報告記事を書いていこうと思います。 カンボジアについて書くつもりで立てたブログがいきなりネパール記事。笑 でも、内容はカンボジアで展開している事業にも関わっているので、かなり刺激のある訪問となりました。 それでは早速。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2015年12月某日。何気なくギズモードを見てるとこんな記事が。

「6万人のネパール人にインターネットを届けた男」 http://www.gizmodo.jp/2015/12/_6789.html

[embed]https://vimeo.com/148060514[/embed]

 

Nangi村にはインターネットがありませんでした。1番近いPokharaには2日も歩かないといけません。私は月に1回Pokharaまで歩き、E-mailをチェックしに行ってました。6年間、毎月毎月。しかし2001年、もっと賢い方法があるはずだと思いつきました。私の夢は、Nangi村と世界を結ぶワイヤレス・ネットワークを構築することでした。皆、私の頭がいかれたと思いネパールの誰もが失敗すると思っていました。それもそのはず。ネパールでは機材を入手することすら出来ない環境だったから。そこで、私はBBCオンライン・ニュースにメールして、誰か私を助けてくれる人はいないか?聞いてみたんです。辺ぴな地域でワイヤレス・ネットワークを構築する手助けをしてくれる人を。 すると返事がありました。なぜネットワークを構築したいんですか?と質問がきたので、私たちは僻地に住んでいるからと答えると、現在、どこまで進んでいますか?と聞かれたので、木の箱でコンピューターを作ったと答えました。彼らにとって、興味深くおもしろいネタだったと思います。私たちは連絡をとりあい、2001年にBBCオンラインニュースで記事になりました。その結果、プロジェクトを助けたいと沢山のE-mailをもらい、実際に2人の男性が私たちの村を訪ねてくれて、ワイヤレス・ネットワークを構築してくれました。1人はベルギーから来てくれたJohannさん、もう1人はフィンランドから来てくれたJonnyさん。 市場ではアンテナを売っていませんでしたが、ラッキーなことに基本原理が同じテレビ用のパラボラアンテナをみつけたので代用することにしました。そして2002年5月の朝、すべてが完成しました。Pokharaのパラボラアンテナがワイヤレス・シグナルを私たちのほうに送り、Moharaで巨大なレシーバーと共にシグナルを待っていました。少しづつアンテナの角度を動かしながら山頂の尾根で待つこと2時間、実際に作動したんです! 私たち自身も驚いてしまいました。 この成功は、簡単にE-mailをチェックできるようになっただけじゃなくもっと大きな影響力がありました。ビデオ・カンファレンスシステムで、カトマンズの病院の先生とNangi村クリニックの医療従事者をつなげることができたり、e-コマース・プラットフォームも村の人々を助けています。物を売ったり効率的に生産することが出来るようになりました。 また、Nangi村に高校をつくったので現在、350人の子供たちが最新のオンライン教材で学んでいます。 いま、ネパールは大きなチャレンジに直面しています。仕事不足で若い人達は十分な収入を得ることができていません。そのため、仕事を求め外国へ行ってしまいます。とても貧しい生活状況です。このプロジェクトは、次世代の人達が収入を得るための新しいチャンスを切り開いてくれます。 貧しい子供たちのために山間部に大学をつくり総合大学に育てるという夢もあります。そして、もう1つは既に進行中のプロジェクトで、友人たちとイノベーション・センターを建てています。若者たちのクリエイティビティと革新的なアイディアを考える力を養うために。才能のある若者が沢山いますから。夢はどんどん広がり、山岳地域で実行可能な収入を生むプログラムをもっと沢山スタートさせたいです。たとえば、僻地を観光するツアーやアンナプルナ山トレッキングを企画したりしたいです。また、可能ならPokharaとManangを繋ぐケーブルカーを設置したいですね。なぜなら、Pokharaの村人たちは雪を見たり触ったことがないから、雪の多いManangで雪を体験させてあげたいから。将来的には、山で葡萄を育てワインを作ったり、オリーブを育ててオリーブオイルを売るこが出来たら…。きびからウイスキーがつくれたら…。 興味が湧いたら、私たちの村に遊びにきてください。

興味が沸いたら、私たちの村に遊びに来てください

 

 

興味が沸いたら...

私たちの村に...

遊びにきてください...

 

 

 

 

というわけで、来ちゃいました。カトマンズ

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カンボジアの田舎にネット通してオフィスつくるだけでも相当大変だったのに、 ネパールの山奥にネット通すなんでチョー面白いじゃないですか。すごいなあ。ちなみに事前のネパール情報はほどんどなし。 ニュースはチェックしてたので、ネパールの震災についての情報は入っていたけど、 それ以外は為替レート調べたくらい。

それにしても相当寒い、ネパール。寒 過去4年近く常夏のカンボジアで過ごしてきたので、 寒さには終始参りました。。。 そして暗い、暗すぎるネパール。 f:id:yu5884:20160814174539j:plain

街の暗さに全身の防寒装備が輪をかけてネパール人を不気味にさせます。 カンボジアから来ているので常日ごろから警戒心は高めなんですが、 いつもの倍くらいは警戒してましたね。 最終的にはこちらから謝りたくなるほどいい人たちでした。ごめんなさい。

ネパールは慢性的な停電があり、僕が訪問した時期は一日13時間も停電してました。 ネパールの発展を遅らせている一番の要因はこの「電力不足」にあると思います。 とにかく電気がない。

そして、僕も知らずに来てしまって大変恐縮なのですが、 現在ネパールはインドとの政治的衝突のせいで、インドから物が流れてこない状況が、 かれこれ2~3ヶ月続いており、かなりカオスな状態が続いております。

ガソリンは通常の4倍近くの値段でブラックマーケットで取引されてたり、 普通にガスを買おうとしても4日待ちは当たり前。

ネパールの汚職も相当酷い状況。カンボジアではこういう表現自体ができなかったりするので、面白いですね。旅行会社のおっちゃんも面白いこと言ってました。 「カンボジアは発言ができないだろ、ネパールは発言はできるけど役人は誰も聞いてしないんだ。」 f:id:yu5884:20160814174534j:plain

ガス、ガソリンが手に入らないのんで自転車でマキを運ぶ人。 空のガスタンクをバスの上に積む人。 f:id:yu5884:20160814174542j:plain ただ、興味深いのが暴動が起こってもおかしくないこんな状況でも、 ネパールの人たちはいたって冷静に行動しています。

ネパール人の国民性なんでしょうか。